2018.07

大学でのバイオメカニクスの授業、１５回を終えて、残るは期末試験のみとなりました。期末試験は持ち込み可の記述問題です。（学生は１ヶ月ほど前からそのことを知らされています。）大学以降で学ぶ学問は「暗記をする」ことよりも「考えることができる」ということが大切だと思っています。なので、「暗記」は求めないことにしました。学んだ言葉や理論を使って誰かと会話したり、そのことについて論じ合ったり、そういうことをしたことがないと記述式の問題を解くのは難しいと思います。だからこそ、人を扱う職業に必要なプロセスとして、テストで一旦記述してみる。そこで、できていなければ再試験で頑張る。そういう苦労をして欲しいと思っています。記述式の難点は、採点が量質ともに苦しいことです。（画...
紙が巻き込まれる、トナーが切れる、などありがちなエラーを乗り越えてやっとこさ印刷が終わりました。今週末発送できそうです。スポンサーの皆様にはPDFをお届けします。今回は骨ですが、骨の役割は『身体の中のサンゴ礁』的なものだと思っています。海中のサンゴによる石灰質の構築と融解が空気中の二酸化炭素量を調節しているように、骨はその成分で血液中のカルシウムやマグネシウムの量をコントロールしています。骨と、腎臓の構造や機能を勉強しているとき、身体は海だなあと思うことが多いです。八月は神経の予定です。いま描いています。写真は印刷しながら読んでいる本のカバー裏です。